平成30年1月参拝記念

1.短冊画
 毎月1日の午前中、拝殿前に置いています。、その月の参拝記念としてご自由にお持ち帰りください。
 先着50名様。 数に限りがありますので終了の際はご了承ください。描き手は当神社禰宜(多田利子)です。
 なお、平成30年2月からの絵は「国譲り物語」です。

   

今月のごあいさつ
  
  平成30年1月(睦月)
  
 新年明けましておめでとうございます。ことしも氏神様のお陰をいただかれて、家族が幸せに、地域の皆が仲良く暮らせるように願っています。寒さに負けず頑張りましょう。
       素盞嗚尊神社(江坂神社) 宮司 多田勝利
  

 童謡シリーズ

            詞 千家(せんげ)(たか)(とみ)
            曲 上眞(うえ さね)(みち)

   一月一日

年の初めの例(ためし)とて

 終わりなき世のめでたさを

 松竹(まつたけ)たてて門(かど)ごとに

 祝(いお)う今日こそ楽しけれ

             (明治二十六年小学校唱歌)

「例(ためし)とて」…恒例の行事として
・「終わりなき世」…終わることのない世。 天壌無窮(てんじょうむきゅう)の世。 天と地に果てがないのと同じようにこの世も終わりが無く、繰り返し繰り返し一月一日が訪れる。だからめでたい。
・「楽しけれ」… 上に「こそ」とあるので「けれ」と結び、意味を強めることばのきまり。「実にめでたいことだ。」

          昭和天皇御製
  
  あらたまの 年をむかへて いやますは

      民をあはれむ こころなりけり  

                       (大正十三年)  

  今年から当分の間、昭和天皇の御製を紹介します。平成の御代替りが来年に予定されています。平成の世を顧みるとき、その遠景となる激動の昭和の世を見つめ直すことも大切であろうと思い、、昭和天皇の御製を選びました。

 昭和天皇は、皇太子であられた大正十年に摂政宮に就かれ、右の御製をお作りの大正十三年には大日本帝国憲法(明治憲法)のもとで「統治権を総攬」される立場におられました。


平成30年2月参拝記念

   

今月ごあいさつ
  
  平成30年2月(如月)
  
  立春の前後の気候は、「春」という字に惑わされ期待をもたせますが、実際のところは寒さの底のような時季です。それだけ、春への思いが募る頃でもあります。
       素盞嗚尊神社(江坂神社) 宮司 多田勝利
        童謡・唱歌シリーズ  詞 吉丸一昌 曲 中田 章
                             (大正二年)       早 春 賦(そうしゅんふ)
   一、春は名のみの 風の寒さや
     谷のうぐいす 歌は思えど  
     時にあらずと 声も立てず
     時にあらずと 声も立てず

   二、氷解け去り 葦(あし)は角ぐむ
     さては時ぞと 思うあやにく
     今日も昨日も 雪の空

     今日も昨日も 雪の空 

   三、春と聞かねば 知らでありしを
     聞けばせかるる 胸の思いを
     いかにせよとの この頃か
     いかにせよとの この頃か

          昭和天皇御製
  
 天地(あめつち)の 神にぞ祈る 朝なぎの

   海のごとくに 波たたぬ世を (昭和八年)

 天地(あめつち)の神……天の神地の神(天神(てんじん)地祇(ちぎ)

 穏やかに広がる朝
(あさなぎ)の海のように、この国がいつまでも心やすらぐ国(浦安の国)であってほしいと、天の神、地の神にお祈りします。

ご神前に国の平穏を願って奉納する「浦安の舞」の歌詞になっています。
                 

平成30年3月参拝記念

   

今月のごあいさつ
  
  平成30年3月(弥生)
  
 ひと頃より夜明けが早くなり、境内の片隅の雑草たちも芽を出し始めところをみると、春は確実に近づいているようです。 

       素盞嗚尊神社(江坂神社) 宮司 多田勝利
            童謡・唱歌シリーズ

(おぼろ)月夜(づきよ)

    (詞)高野辰之  (曲)岡野貞一  大正三年

一、菜の花畑に入り日薄れ

  見渡す山の端(は) 霞(かすみ)深し

 春風そよふく空をみれば

  夕月かかりて におい淡し

ニ、里わの火影(ほかげ)も森の色も

  田中の小路(こみち)を たどる人も

  かわずの鳴く音(ね)も 鐘の音も

  さながらかすめる 朧月夜

・やまの端=山の稜線

・におい淡し=(夕月が)霞みの中でぼんやり光っている。

里わ=村里のあたり  かわず=蛙(かえる)

          昭和天皇御製
   

 世のなかも かくあらまほし おだやかに

     朝日にほへる 大海の原

                (大正十一年)

 にほ(匂)へる…(朝日に)照り輝く・照り映える

 世の中もこのようであってほしい。朝日が照り映える穏やかな大海原のように。
 昭和天皇の世界平和を願われる大御心(おおみごころ)の込められたお歌です。

平成30年4月参拝記念

     今月のごあいさつ                              平成30年4月(卯月)  
 桜の開花を待ちかねていたかのように、草木が一斉に芽吹き始め、春の落葉に悩まされる季節になりました。自然の勢いに負けじと頑張っている積りですが、蟷螂(とうろう、かまきり)の斧のようです。
       素盞嗚尊神社(江坂神社) 宮司 多田勝利
            童謡・唱歌シリーズ

            花  

   (詞)武島羽衣 (曲)瀧廉太郎 明治三十三年

一、春のうららの隅田川  のぼりくだりの船人が

  櫂(かい)のしずくも花と散る  眺めを何にたとうべき 

ニ、見ずやあけぼの露浴(つゆあ)びて われにもの言う桜  木を
   見ずや夕暮れ手をのべてわれ差し招く青柳(あおやぎ)を
三、錦おりなす長堤に 暮るればのぼる朧月(おぼろづき) 
  げに一刻も千金の 眺めを何にたとうべき
 

   船人が櫂…船頭の漕いでいる櫂

 眺めを何にたとうべき…この眺めを何にたとえたらよいか。            たとえようがない。
 見ずや…見ないでおられない
 あけぼの…夜明け
 げに…本当に
 一刻も千金…ほんの短い時間でも金貨千枚に値する。

          昭和天皇御製

   山山の色はあらたに みゆれども

      わがまつりごと いかにかあるらむ                   (昭和三年)

 遥かに見える山々の色は日々変化して新しい色に見えるけれども、わたくしのまつりごと(治政)は一体どのようであるのであろうか。
 天皇につかれたばかりのころ、刻々と変動する世の中に対する苦慮が窺がえるお歌です。

 


平成30年5月参拝記念

   
今月ごあいさつ   
  
  平30年5月(さつき)
 
 落葉樹の溢れるような浅緑と、針葉樹の深緑が織りなす5月の山々の遠望は、秋の紅葉のときの遠望にひけをとらない。けれど、水の上に描く趣はやはり秋には勝てないようです。 素盞嗚尊神社(江坂神社) 宮司 多田勝利
            童謡・唱歌シリーズ 

鯉のぼり       文部省唱歌(大正二年)    一 甍(いらかの波と 雲の波

    重なる波の 中空(なかぞら)を

    橘(たちばな)かおる 朝風に

     高く泳ぐや 鯉のぼり

   二  (省略)

三 百瀬(ももせ)の滝を のぼりなば

     たちまち龍(りゅう)に なりぬべき

     わが身に似よや 男子(おのこご)と

     空に躍(おど)るや 鯉のぼり

 甍(いらか)」 ……   かわらぶきの屋根
  「百瀬(ももせ)の滝 … 多くの急流からなる滝
  「たちまち龍(りゅう)に なりぬべき」
  急な滝を登りきった鯉は龍に変身する、という中国の龍  門の滝にまつわる故事による。
  「男子(おのこご)と」 … 最後の「と」はその前の「百  瀬の〜男子」を受ける。

   「龍門の滝を登り切って龍に変身する鯉のように、逞しく成長するのだよ。男の子たちよ。」と(鯉のぼりが)告げている。

          昭和天皇御製

   山山の色はあらたに みゆれども

   がまつりごと いかにかあるらむ                   (昭和三年)

 遥かに見える山々の色は日々変化して新しい色に見えるけれども、わたくしのまつりごと(治政)は一体どのようであるのであろうか。
 天皇につかれたばかりのころ、刻々と変動する世の中に対する苦慮が窺がえるお歌です。

 

平成30年6月参拝記念

   
今月ごあいさつ   
  
  平30年6月(水無月)
 
 今年になって早くも半年。この間、気づかない間に犯したかも知れない過ち、触れたかもしれない穢れを祓い清めて、元気を取り戻して残りの半年を息災に過ごせるよう夏越しの祓え(630日)を受けましょう。 
素盞嗚尊神社(江坂神社) 宮司 多田勝利
            童謡・唱歌シリーズ 

            夏は来ぬ

  詞 佐佐木信綱  曲 小山作之介(明治三十三年)
 
1. 卯の花の 
におう垣根に ほととぎす 早も来鳴きて
   忍び音もらす 夏は来ぬ

2. さみだれの そそぐ山田に さおとめが 裳裾ぬらして
   玉苗植うる 夏は来ぬ

3. 橘の かおる軒端の 窓近く 蛍飛びかい 
  おこたりいさむる 夏は来ぬ

4. 
おうち散る 川辺の宿の 門遠く 水鳥(くいな)声して
  夕月涼しき 夏は来ぬ

「におう」…臭うではなく、鮮やかに映えること
「忍び音もらす」…控えめに鳴く

 「さみだれ」…五月雨
 「さおとめ」…早乙女
 「裳裾」…着物の裾
 「玉苗」…若々しく美しい苗
 「おこたりいさむる」…
怠け心を諌める
 「おうち(樗)」…木の名
 「くいな(水鶏)」…鳴き声が戸を叩く音に似るという
 

  
  






          昭和天皇御製

静かなる 神のみそのの 朝ぼらけ

 世のありさまも かかれとぞ思ふ

          (昭和十三年)
    神のみその…… 神社の境内

   朝ぼらけ …… 明けがた

   かかれとぞ思ふ… このようであってほしいと願う
 
 静かな境内の夜明け、木々の間から朝日が差し込む。小鳥たちがだんだんと賑やかになる。世のなかの有り様も このようであってほしい。
   

平成30年7月参拝記念

    

今月のごあいさつ

平成307月(文月)  

 
 梅雨空のなか、先日の地震の余震が続いています。皆さまのお宅ではいかがでしたでしょうか。幸い当神社は被害はありませんでしたが、北摂地域の神社では被害が出ています。
江坂 素盞嗚尊神社 宮司 多田勝利

           童謡・唱歌シリーズ

           雨   

          
詞 北原白秋  曲 弘田龍太郎                   (大正8年)
、雨がふります 雨がふる

 遊びに行きたし 傘はなし

 紅緒のかっこのも緒が切れた

二、雨がふります 雨がふる

いやでもお家(うち)で 遊びましょう

 千代紙折りましょう 畳みましょ

三、雨がふります 雨がふる

 けんけん小雉(こきじ)が いま鳴い

 小雉も寒かろ 寂しかろ

  「紅緒(べにお)のかっこ」紅い鼻緒のついた子供の下駄・「けんけん小雉」けんけんは雉(きじ)の鳴き声。昔、雉は里山でしばしば見かけることがありました

      昭和天皇御製  


  西ひがし むつみかはして

   栄ゆかむ 世をこそ祈れ

     としのはじめに

           (昭和十五年)

  

  世界の国々が相互に友好を深め、ともに栄えて いくような、そんな平和な世界になってほしいと、 年のはじめに祈ります。


      

平成30年8月参拝記念

    

今月のごあいさつ

平成308月(葉月)  

 
 地震・豪雨・猛暑の被害が立て続けに発生して、収まらないうちに今度は変則な動きをする台風の襲来。自然は過酷ではありますが、豊かな恵みも与えてくれます。だから、耐えることができます。
       江坂 素盞嗚尊神社 宮司 多田勝利


           童謡・唱歌シリーズ

       我は海の子  詞 不詳  曲 不詳

               (明治四十三年)
  一、我は海の子 白波の

   さわぐ磯部の松原に

   煙たなびくとまやこそ

   わが懐かしき住みかなれ

  ニ、生れて潮にゆあみして

   波を子守の歌と聞き

   千里寄せくる海の気を

   吸いて童となりにけり

 三、高く鼻つく磯の香に

   不断の花の香りあり

   なぎさの松に吹く風を

   いみじき楽とわれは聞く

 ・ とまや…カヤ葺きの小屋

 ・ ゆあみ…うぶ湯をつかう
        

      昭和天皇御製  

 身はいかに なるとも 
    いくさとどめけり

 ただたふれゆく 民をおもひて

           (昭和二十年)

  私の身は今後どうなることか全くわからない。しかし、打 ち続く戦争によって倒れていく国民を思えば、もうこれ以上 戦争を続けることはできない。この身がどうなろうと戦争を 終わらせた。

 昭和二十年八月十五日の終戦の詔(みことのり)、いわゆる玉音放送は、昭和天皇の身命を賭したおことばであったのです。

       


平成30年9月参拝記念


今月のごあいさつ

平成309月(長月)

  
 真夏の暑さがいつまで続くのか、と恨めしくなるほど厳しい残暑が続いております。残暑が厳しく感じられるのは、夏の暑さで弱ったわが身のせいかも知れません。「食欲の秋」です。美味しいものを頂いて頑張りましょう。   
       江坂 素盞嗚尊神社 宮司 多田勝利

           童謡・唱歌シリーズ

          浜辺の歌 

         詞 林 古渓   曲 成田為三

                       (大正二年)
一、 あした浜辺を さまよえば
  昔のことぞ しのばるる
  風の音よ 雲のさまよ

  寄する波も 貝の色も


二、 夕べ浜辺をもとおれば
  昔の人ぞ しのばるる

  寄する波も 返す波も

  月の色も 星のかげも

  
    ・あした … 朝

      ・さまよう… 当てもなく歩く
          二番の「もとおる」も同様

      ・昔のことぞしのばるる…昔のことが思い
     出される

  「ぞ…しのばるる」とすることで「が…しのばれる」よりも昔を懐かしむ思いが強い。風の音や雲の様子ばかりでなく、寄せくる波も、貝殻の色さえも昔のことを思い出させる。

      昭和天皇御製  

 

(たたかい)のわざはひうけし
   国民(くにたみ)

 おもふこころに
       いでたちてきぬ



 先の大戦末期、昭和二十年三月の東京大空襲で多大な被災を受けたことから、国民と国土とを思う心にいたたまれず、ご視察に赴かれた御心が歌われています。
 同年八月の昭和天皇自らの終戦のご聖断に向かって行かれる転換点のように拝察されます。

       

平成30年10月参拝記念


今月のごあいさつ
  
平成3010月(神無月)

  
 今年の夏は自然災害が多かったので、この秋穏は穏やかに過ぎて、これ以上の災いをもたらさないでほしいと、神に祈らずにおれません。
       江坂 素盞嗚尊神社 宮司 多田勝利


           童謡・唱歌シリーズ

 

     紅 葉(もみじ)    明治四十四年

          詞 高野辰之 曲 岡野貞一

一、秋の夕日に 照る(やま)紅葉(もみじ)

  濃いも薄いも 数ある中に

  松をいろどる 楓(かえで)やつたは

  山のふもとの 裾模様(すそもよう)

二、渓(たに)の流れに 散り浮くもみじ

  波に揺られて 離れて寄って

  赤や黄色の 色さまざまに

  水の上にも 織る錦(にしき)

        

      昭和天皇御製
  

わざはいをわすれて われを出むかふる 
    民の心をうれしとぞ思ふ

           (昭和二十一年) わざはい… 災い
 出むかふる…出迎える
 

 先の大戦末期、昭和二十年三月の東京大空襲で多大な被災を受けたことから、国民と国土とを思う心にいたたまれず、ご視察に赴かれた御心が歌われています。
 同年八月の昭和天皇自らの終戦のご聖断に向かって行かれる転換点のように拝察されます。

       

平成30年11月参拝記念


今月のごあいさつ
  
平成3011月(霜月)

  

日毎に秋が深まって行く季節になってきました。空がいつもより澄んでいるのは、秋の初めごろに続いた台風のお陰でしょうか。自然の災害は本当に恐ろしいけれど、季節ごとの自然の美しさは本当にうれしい。
       江坂 素盞嗚尊神社 宮司 多田勝利


           童謡・唱歌シリーズ

 詞 三木露風  曲 山田耕作 (大正十年)

     赤とんぼ         

 一 夕焼け小やけの赤とんぼ

   負われてみたのは いつの日か

 二 山の畑の桑の実を

   小籠(こかご)に摘んだはまぼろしか 

 三 十五でねえやは嫁に行き

   お里のたよりも 絶えはてた 

 四 夕焼け小やけの赤とんぼ

   とまっているよ 竿の先

 負われて見た …(子守りの姉(ねえ)やに)背負われて見た。
 桑の実 … 桑の木になるキイチゴに似た実、夏になると
       紫色に変色する。昔はこれを摘んで食べた。       口の中が真っ赤になる。 お里のたよりもたえはてた…姉やが嫁に行ってしまい、お里(姉やの実家)からの便りも無くなった。どうしているのだろう。

        

      昭和天皇御製  

ふりつもる み雪にたへて いろかへぬ   松ぞををしき ひともかくあれ                 (昭和二十一年)
  ををしい(雄々しい)…危険や困難をおそれず立ち向かっていくようす。

降り積もっている冷たく重い雪にも堪えて緑色を変えない松はまことに逞(たくま)しい。人もこのように強く逞しく、戦後の復興に立上ってほしいと切に願います。     

平成30年12月参拝記念


今月のごあいさつ
  
平成3012月(師走)

  
 月日がどんどん過ぎていくのが実感される時節です。そして、過ぎ去った日々を懐かしむ間もなく、新年がもうすぐやって来ます。
    江坂 素盞嗚尊神社 
           宮司 多田勝利

           童謡・唱歌シリーズ

         冬 景 色

       詞  不詳/ 曲  不詳

          文部省唱歌(大正二年) 一、さ霧(ぎり)消ゆる 港江(みなとえ)の
   舟(ふね)に白し 朝の霜
   ただ水鳥の 声はして

   いまだ覚めず 岸の家
 

 ニ、からす鳴きて 木に高く
   人は畑(はた)に 麦を踏む

   げに小春日の のどけしや

   返り咲きの 花も見ゆ
 

三、嵐吹きて 雲は落ち
   時雨(しぐれ)降りて 日は暮れぬ

   もしもともしび 漏れこずば

   それとわかじ 野辺の里
       

    神宮大麻(たいま)と氏神様のお神札(ふだ)

 神宮大麻は、伊勢の神宮のお神札(ふだ)です。神宮→神社本庁→大阪府神社庁→第二支部→当神社へと順に丁寧に受け渡されて到着しました。
 当神社では、神宮大麻と氏神様のお神札(ふだ)をそれぞれ十二月三日以降にお(わか)ちできます。 
 ご家庭でこれらのお神札(ふだ)をお祀りすることで、伊勢の神宮や氏神様のご加護をこうむることができます。ていねいにお祀りして、毎朝手を合わす習慣は、大切にしたいわが国の美風です。

 毎年歳末には取り替えて、ご神威のよみがえりをはかり、新年を迎えましょう。
 古いお神札は神社に返納して下さい。一月十五日のどんど祭でお焚き上げします。